お邪魔をやめれば爆音は簡単♪

こんにちは!さらです。

ファルセットからミックスへ、ミックスからベルティングへ
発声を見直し、変えていく過程で私が一番痛感したのは
自分がどれだけ自分が歌う邪魔をしていたか
ということです。

あ、まず誤解のないように、
ファルセットだろうがミックスだろうがベルトだろうがチェストだろうが何だろうが
どれか1つだけベストな発声があるわけではないです、というのは書いておかないとですね!
必要なもの、求められるものは場合によって違いますし、どれも仕組みと身体を理解すれば適切に使うことはできると思っています。

私が過去やってきた発声が、単に自分の思考や身体の使い方の邪魔によって制限された結果、
それしかできないような状態だった、ということが、冒頭でいいたかったことです。

ミックスの時は舌の押し上げや首の角度によって、
声帯周りの筋肉が使いづらく、本来の気道のカーブを活かしきれていませんでした。
ベルティングがうまくいった瞬間の記憶とうまくいかない場合の自分の身体を観察・比較して、いくつも身体的な制限があったことに気付いた時に
ファルセットの時は、曖昧な「歌う声」についてのイメージを持っていたり、自分はうまく歌えないんだ という思考の制限を大きくかけていたりしたことを思い出しました。

ベルティングによる発声を現時点でのベストと仮定して逆算すると、
「ベルティング」←身体の制限を発見!改善☆←「ミックス」←思考のブレーキを発見!解除♪←「ファルセット」
という感じです。

そういう、自分で自分のお邪魔虫をしている部分をひとつ外せるごとに
ボリュームが出ない と信じていた私の声は
個人的な体感として3倍くらいボリュームが出せるようになっていきました。
(昔どんだけ声小さかったんだよ!て感じですねw)
これは、ベルティングだからミックスだからということではなく、
やりたい発声を負担なく実現していく過程で、ボリュームに関わる身体のしくみを押さえつけていたロックも同時に外していけたからです。
(全身は繋がっているので、ある部分の余分な負荷を減らすと他にも良い影響があります)。

つまりは単に、歌うために自分自身で使えるポテンシャルに気付いてそれを使えるんじゃーん♪使っちゃうもんねー!ってすることなんですが、
練習とかやりたいことって、何かプラスアルファを得ないと成長しない!と
外からの情報や人に教えてもらえるものばかりを探っていくことは多いと思うんです。

でも、
自分で、たくさん持ってるよー!!
自分の中にも資源がいっぱいあるよー☆
ということを、お伝えできたらいいなーと思ったのが、今日のブログでした(o^^o)
先日、オープンエアのイヤホンを買いました。
ここ数年、細部まで聞こえるイヤホンがいい!と密閉感の高いものばかり使っていたのですが
オープンエアでラフに聞いてみて、あぁー音楽って軽やかで周りの空気と一体化したものだったんだなー
という久しぶりの感覚を味わえました。
耳も、変化を味わうのは楽しいですね!

まっさらのさら

アカペラーさら(アレクサンダー・テクニーク教師資格取得に向け勉強中!)の日々の発見・気付きをシェアするブログ。