成長=自分が環境をつくること

こんにちは!さらです。

パフォーマンスに関わる誰もが実感したいものの1つに成長があります。
お仕事だろうが趣味だろうが、後退しか感じられなかったらやりたくなくなるでしょうし
そのまま停滞していても多分楽しみや充実感は見いだせないと思います。

ところで、成長って、どうすればできんの…?

コツコツやるとかがむしゃらにやるとか死にもの狂いでやるとかとりあえずやってみるとか
色々ある(雑)ような気がするんですけど
1つ、確信を持ってお伝えできるポイントがあります。

それが、背伸びしたら届くのがどこかを見据えて批判してくれる人を持つこと です。

批判って悪いイメージで使われがちなので念のため意味をくりました。
「良いところ悪いところを見分けて評価・判定すること」となっています。
ダメ出しや粗探しをする人が欲しいのではなく、私の置かれているポイントを把握した上で叱咤激励してくれるてきな人がほしいんです。
今風(?)に言うと「メンター」でしょうか。

それが仲間であっても先生であっても上司であっても後輩であっても良いのですが、
メンター的な人が自分の(パフォーマンスの)成長に欠かせない理由は
基本的に私の成長なんて他人は知ったこっちゃないから、目標があるなら、多少厳しい環境を自分で作り続けることが必要
→その設定が独りよがりなものや客観性のないもの、知識不足による誤った方向にならないために、批評者が必要

ということになります。

成長しない場合に起こることの例をちょっとあげると、
・個人ベースのパフォーマンス:成長しなくても周りは関係ないので放置→停滞(自分がその状態でも満足感があればもちろんOK)
・フリーランスやチームパフォーマンス:次回からお声がかからない
・会社員的な長期固定グループ:周りの邪魔にならない程度の指導(実質成長してない) or 本人に分かる形でバッサリ切り捨てられる
という感じでしょうか。
うへぇ…やだ。私やっぱり成長したい…

もちろん、人からの評価に自分を合わせることは真の私の目的ではないので、自分で自分の成長を感じられていることが最初の大前提です。
が、もしその「成長した感」の評価軸がずれていた場合にも、上のようなことになって
結局は自分が本当にやりたいことがやれない環境を作ってしまうと思うんです。

だからこそ、私の立ち位置も、どのくらい背伸びしたらどのポイントに手が届くかも見えていて、それに必要なことを示せる
つまりは客観的で私より先進的な視点や技術や考えを持っている人が周りにほしい!のです。

この制度(?)は、自分がどういう人に意見を聞こうとしているか、そして聞き入れるつもりがあるか、ということもとても大切になります。
というのも、例えば先生的な立ち位置の人はお金という対価をベースに
「私が私に必要だと思っていること」を差し出してくれるという危険性があるし、
道のずれを指摘してくれる人がいたとしても、そんなの信じない!と切り捨てたら叱咤激励仲間が去っていくから。

うたなら、音程のコントロールのためのボイトレが必要な人が、「私は音がとれないから絶対音感をつけなければ!」と思って
レッスンをしてくれる先生を探す というような、アンマッチ。
(先生は対価をもらっていますから、もし本人の求めてるものに合致しないと知っていてもちゃんと教えてくれますよね)。
そこで、ちょい待ち!あなたの「音が取れない」は息のコントロールを含めた全身の関係性からアプローチしたらいいよ!
って言ってくれる人がいたとして、なるほどそういう視点はなかったわ!て思えるかどうか。

つまりは、自分自身のための環境を自分自身で作り続けていく気があるか、ということが
ポイントになります。
誰かと一緒の環境ではなく、自分でカスタマイズし、積極的にカスタマイズされるような環境。


今私は、ボーカルの先生がさらちゃんはここまで来れるはずだし出来てほしい!という視点で私自身の課題プラスアルファを提示してくれて、

Body Chanceでは先生もトレーニー仲間も、心身両方から建設的で合理的な私の使い方を提案してくれて、

仲間が新しい情報や私の足りてない点の指摘をしてくれるという

ほんとにありがたい環境にいます。


で、それは私が、歌をうたうことへの取り組み方を変えたから、
転がり込んできたものだと思っています。
未知の海原に出るのはこわいけど、出てみたら多分そっちの方が私にとってのブルーオーシャンなんです(o^^o)

まっさらのさら

アカペラーさら(アレクサンダー・テクニーク教師資格取得に向け勉強中!)の日々の発見・気付きをシェアするブログ。