不安定に安定
こんにちは。さらです。
みなさんは、立ってるのと座ってるのだと、どっちが楽ですか?
(大概の人が座ってる方が楽!て思ってくれると思って聞いてみました^^)
3時間立ってるのと3時間座ってるのなら、後者の方がいいなーって思う人の方が多いのでは?と思っています。
で、今日は、立ってる方が楽だよ!って話ではなく(笑
座ってることで見落としがちなことがあるかもよーってお話です。
それは、脚が私の活動に不参加になりがちってことです。
座ってると、坐骨・おしり・太もも(大腿骨)・足の裏など、多くの点・広い面で支えてくれるのに対して
立っている場合は足の裏だけなので、不安定だし大変に感じますよね。
ところが、ちょっと視点を変えてみると、その不安定さは安定のために協力的、とも見れると思うのです。
例えば人は、「ただ立っている」だけでも動いています。
各臓器が活動しているし、少なくとも呼吸は誰でもしていますよね。
呼吸があるということは胸腔・腹腔・腕を中心にして動きが起きるということなので、呼吸とともに身体のバランスが変化していきます。
で、どこかのバランスが変わるということは、全身がそれに合わせて変化してくれないと、
倒れたり無駄に傾いたりしないよう、どこかに不要な力を入れることになります。
割と楽に立てている場合やパフォーマンスで身体を優位に使いながら立っていられる場合は
「直立不動」ではなく、脚も含めて全身が動き続け、バランスし続けているってことなんですね。
立っていると、座っているより接地面積が少ない分全身が不安定→自動的にバランスしやすい可能性がある とも見れると思うんです。
そして座っていると、無意識に上半身だけでバランスを取ろうとしがち(バランスに脚を含んでいない)とも見れそうです。
呼吸その他諸々によりバランスが変わり、動きが起きるという点においては立っていようが座っていようが変わらないので、
座っていてもぜひ脚も活動に参加してほしい!
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