効率よく上達する2つのポイント

こんにちは。さらです。

レッスンや練習をしていて上達が体感できないの、つらいですよね。
何度も繰り返したのに！どうして！？という時、その内容について2つのポイントを意識すると
効率よくうまくなりますよ、というのが今日の話題です。

2つ、先に書いちゃいますね＾＾
①自分自身で再現可能か
②使い方のゴールを見据えているか

①について。
例えばアカペラで、ひとりでやればうまくいくんだけど…とか、
うたのレッスンを受けて、先生が一緒ならできてる気がするんだけど…　みたいな場合。
自分の再現可能性をスルーして進めているかも知れないことに、気付いているでしょうか？

ひとりで練習している時に音が取れるけど、アカペラで合わせると迷子になる場合、
大概は自分のうたう横ラインは覚えているけれど、縦の和音は脳内で一緒に鳴っていない
もしくは、横ラインそのものの記憶・再現が曖昧です。
レッスンで先生が一緒に歌っている時はできていて、ひとりで練習するとできない という歌い方は
耳の情報を頼りに先生のやっていることに近づくことはできていながら
その時自分の身体で何を指示しているのかが不明確なので、耳の情報がないと再現できない、ということでしょう。

どうやったら実際に使いたい場面で「再現」（ひょっとすると「表現」かもしれませんね）できるのか
必要な条件をあぶりだしてみると、

現状の課題は案外するっと通り抜けられたりします＾＾


そして②について。
これはアウトプットで起きて欲しいことを知っているか、ということです。

アカペラで譜読みをし音とりをするのは、ハモるためであり表現するためですね。
自分の音の流れだけ覚えていても、周りが聞こえていなければハモらないし、
和音の中での立ち位置を知らなければ、トリッキーなコードが出てきた時に対応しきれません。
また、音が正確でも、曲とハーモニーの中で表現したいことがなければ単調な音楽になるでしょう。

レッスンではできてひとりではできないという時（特にうたの場合）
やることを「雰囲気」でとらえていないでしょうか？
アウトプットを方法論・やり方にとらえ直した時に、具体的な説明ができるか、
そしてどうしてその場面でそのうたい方を習得してアウトプットしたいか、自分の中に理由があるかどうか
精査してみると、再現することも含めてレッスンを受けることができます＾＾

音楽はテストのように点数が決まっていませんし、点数を取ることを目的にすると緊張につながるのでちょっと例が悪いかもしれませんが
テストで点数を取るためにどんな勉強をするのか と似ていると思います。
やりたいパフォーマンスのためにどんな練習をしてどうレッスンにのぞむかは
丸暗記や単調な反復では応用問題が解けないのと近いと思うんですね。