ハモりは他パートを「聞きに行きたい」んです♪

こんにちは。さらです。

今日は初心者アカペラーさんに読んで頂きたいブログ その……いくつだっけ…
忘れちゃいましたが、多分3とか4とかです!(笑

合唱や伴奏ありの場合には滅多に起きない、アカペラ特有の悩みとして
「自分の音が分からない(特にハモり)」というのがあると思います。
リードなら何とかなるのにハモりだと…とか、伴奏がないと自分の音がわからない!などでしょうか。
(逆にアカペラをやったことがないと、この「できない」「分からない」感は理解しづらいかもしれません)。

アカペラを始めたばかりの人にありがちなのが
自分の音がわからない→耳をふさぐ or 意識的にシャットアウトして歌う というものです。

つまりは
「周りの音が聞こえるから、自分が間違う。なので、聞かないようにする」
ということなのですが、これ、本当にそうなのでしょうか?

アカペラの「音とり」は少しベクトルの違う考え方なんじゃないかと思っています。
どういう事かというと
「周りの音が聞こえているおかげで、間違ったことや分からないことが分かった。だからもっと聞こう」
↑こっち、だと思うんですね^^

ハモるってどういうことかというと、和音を想像しつつ周りの声と自分の声が合っていくことです。
合わせるために待っていて誰かの後付けでうたうわけではないけど、
でも他のパートの聞こえていなければ、音が「正し」くてもハモらないことはいくらでもあります。
耳をふさぐことはこのブログで書いた、キーボードで音を取り続けることと同じで
ハーモニー度外視のやり方を習慣化することになると思うんですね。

でも他の音があったら分からないじゃん!ということもあるでしょう。
もちろん、自分のパートの音は自分で想像して歌える程度に事前の準備は必要です。
で、合わせの現場では、他のパートとの関係性において自分ができること・できないことを知っていくことが大切になります。

そしてこの「できないこと」は、周りの音が聞こえていないと正しく知ることができませんし
聞こえていればいずれ和音やスケール・幅などから自分で解決できるようになっていきます。

因みに「できないこと」は私がダメ人間だからあるのではなくて、
私が今後さらにハモっていくための成長の伸びしろとして、あるんです^^
なので、「周りの音、きこえてくれてありがとう!違いに気付けた私、天才!」という風にとらえて
練習して頂きたいなぁと、思っています^^
ご近所のアイドル猫だった彼女は、私があまりにべたべたとかまいに行くのがうざかったらしく
大体私の話はシカトでした(笑

まっさらのさら

アカペラーさら(アレクサンダー・テクニーク教師資格取得に向け勉強中!)の日々の発見・気付きをシェアするブログ。