選び続けることの大切さ
こんにちは。さらです。
自分のパフォーマンスについて、やった結果起きたことについて、普段どのように感じていますか?
良くなかったこと・理想と異なる点を探していたりでしょうか。
それとも、いつでもちょう満足できてる☆という場合もあるかもしれませんね。
今日はまず、以前にも何度かちらっと書いた「起きたことは全て完璧」ということから
書いてみたいと思います。
とはいえ、完璧なんだったら練習しないし落ち込まないしいいことしかない!て思いますよね?
ですが、ここでお話ししたい「完璧」は世間的に言う「非の打ちどころがない」みたいな意味での完璧ではありません。
じゃー完璧じゃないじゃん!?て思いました?でも、完璧です^^
ここでお話ししたい完璧っていうのは、例えば音楽で言うなら「自分がやったことの結果としての音」みたいなもので、
この方法・この身体の使い方・この思考etc.を自分が選択して行ったので、この音になりました
→だから、この音が出ました という結果から見た場合の「完璧」 ということなんです。
原因→結果 に何らノイズがない。起きた事はイコールやったことなんですね。
(詭弁っぽく思えますか?^^)
私はこの考え方を受け入れるまでかなり時間がかかったのですが
今は本当のことだと思っています。
だって私が演奏したんだもん。私が出した音じゃなかったら、誰が出した音ですか?
対して、でも思った通りの音が出なかったら完璧じゃないじゃん!って意見があるでしょう。
それについても、「思った通りの音」が出るような指示を自分で自分にしていないから、ともいえますね。
(「完璧」の定義が異なるんですね)
じゃあ結論、どうしたらいいのさ!?
→起きた結果を変えたいか、変えたくないか、つまり自分の「望み」が何かが重要になってきます^^
プラス、望みが叶うための現実的&実行可能なプランニングが必要です。
望みがあって初めて、その「完璧」たる結果(音)に対して自分は何かをしたいのかしたくないのか、
という話が出てきて、
そこから望みに沿った結果が起こるために実際は何が必要か、というプランニング、方法の検討が始まります。
その結果(音)でいいってことも、そのやり方でいいってことも、他の結果のための道筋を探すことも
全部を自分で選べるってことが、
今回このブログで知ってほしいことのメインです。
例えばハードな練習をするってことも、楽しく同じ音が出せるってことも選べますし、
違う音を出すことも同じような音を出すことも、自分が選択したことの結果になります。
新しい音が出したい場合は
そのために何を採用するのかを考えて、実験して、選ぶ ということですね♪
私の場合の例なんですが、かつて本番でいつも起きていた「思った通りの発声が全然できないまま曲が終わる」という状況は
普段と異なる状況である本番で、
「できなかった」という事実を曲の間じゅう眺めて後悔しているばかりで
何か別のプランを選ばなかったから、もしくは代替できるプランがなかったから起きたものでした。
起きてほしいことが起きなかったのだから、別のできることにその場で挑戦したらよかったんだと思います。
そして練習の段階では、うまくいかなかった時用の別プランを探しておくこともできたはずです。
望み自体はあったけれど、望みが不明確でかつプランを持ち合わせていない状態でした(^◇^;)
パフォーマンスをするということは、動き続けている、自分への指示を出し続けている ことだと言えると思うんですが
動いている中で、さらに今この瞬間瞬間にどう動くかをずっと選び続けることで
現状の(ひょっとして不満のある)「完璧」であることから変化が起きるわけです。
そもそも動いているから、止まること、変化しないことより、ずっと変わり続けることの方が自然な気がしませんか?(o^^o)
0コメント