ピンクの象とターコイズ色水玉カモノハシの話

こんにちは!さらです。

キャシーのレッスンから学んだ緊張と呼吸の話その②

今日は「ピンクの象」についてです。


以前にもブログで書いたことがあったと思うのですが

もし今「ピンクの象を思い浮かべないでください」と言われたら、みなさんの脳内にはどんなイメージが浮かびますか?

ピンクの象の図が一瞬でも思い浮かばなかいひと、いないと思います^^


そう!脳は「否定系」を受け付けない構造になっているんですね。

この「ピンクの象」というワードはメンタルトレーニングや育児なんかでよく話題に上がるもので

BodyChanceでも、肯定系の言葉を使いたいよね、という話題の時などによく出てきます。

で、この「肯定系」を使いたい というのをもうちょっとイメージしやすく、使いやすくしたい

というのが今日の表題の話でした。


本番や重要な場面に際して、失敗できない、緊張してはいけない、かためてはいけない などなどの否定系ワードが
脳内でぐるぐるしていることは多々あります。

キャシーはその手のワードや考えが含まれた言い方にとても繊細に気付くのですが

「そういう人のためにこれを作ったのよ☆」と言って取り出したのが

↓この「ピンクの象」と「ターコイズ色水玉カモノハシ」でした。(かわいい!!)

否定系を使わないでください、というのはやっぱり否定系で、肯定系のものに置き換えることで効果を発揮します。

「あなたが今からやるのはこっちの『ターコイズ色水玉カモノハシ』よ」

今回の来日中、何度かそう言いながらカモノハシを見せてワークを進めるキャシーを見ました。

その中で、自分がやっていること、やろうとしていることを視覚的に気付かせてくれるもの、というのは

レッスンでもその後自分が似た場面に出くわした際にも使えるものかもなぁと思ったんです。


先生にレッスンを受ける際は"カモノハシ"(肯定的プラン)を渡してもらえることが多いですが

自分ひとりで本番や緊張する場面に立つことも多いので

そういう時用に、自分が本番でやりたいことや、有事の際の代替プランに
『ターコイズ色水玉カモノハシ』のような区分・イメージを結び付けておくことは

あ、今私がやっているこれは『ピンクの象』かも?と気付く手助けになったりもするかなぁと思いました。


そして『ターコイズ色水玉カモノハシ』の中身は動詞であるといいですよ^^

本番は必ずなにかを「して」いるからあるものなので。

まっさらのさら

アカペラーさら(アレクサンダー・テクニーク教師資格取得に向け勉強中!)の日々の発見・気付きをシェアするブログ。