間違った!その時、「反対」のことをしますか?
こんにちは。さらです!
先日後輩ちゃんの相談ごとに乗っていた時に、
あ!私うまいこと言えちゃったかも?と思ったことがありました(笑
相談内容詳細は忘れてしまったのですが、相談ごとについて
つまずいているポイントはここじゃないかな?という私の考えを話したところ
「そうかもです!てことはその逆をすればいいんですね!」という感じの反応があったんです。
おっと!それはちょっと待ってね!
(ごめんごめん、私の言い方が適切じゃなかったかもー)
悩み事が、迷いが、深刻になっている時、真剣な時、
人って視野がその問題のある部分にだけフォーカスされていたりしがちです。
そういう時に「早くここから脱したい!すぐに良い結果を出したい!」と思って
「そうか!ここで失敗したんならその逆のことすればいいんじゃーん♪」ってなりやすいと思うんですね。
そこで!ちょっとだけ!立ち止まってみてほしいのです^^
「逆」って、どの位置から見た逆ですか?
そもそも引っかかっている原因は本当にそれかしら?
例えば…以前どこかで聞いたのですが
会社の新卒採用に際して、
今年の新入社員は真面目だけど元気がないなぁ…よし、来年は明るい人間をとろう!
→翌年:なんか新入社員がノリばっかり良くて仕事が雑なんだよなぁ…よし来年は逆に…!!(無限ループ)
というのを繰り返しているのだけれど、そもそも長期的な人材計画が決まっていない
みたいな話を思い出しました。
うたの練習をしていて、
このやり方はうまくいかない…ってことは間違いだ!って性急に結論を出したり
失敗したということはその逆のやり方ならうまくいくはず!…あれ?うまくいかない?ってなったこと
何度もあります。
間違った・できなかったetc. というのはマイナスの経験ではなく、
リカバリのための経験ができた・新しい道筋を考えられるチャンスetc. という成功体験だと思います♪
どんな経験も、やろうと意図してやったのなら、その結果は「正」です。
思う通りの反応が起きなかったのであれば、それを様々な視点から検討するだけ。
新しいチャンスです☆(いぇーぃ
その時に、知識として座学をするのか、仲間や先生に相談するのか、うまくいっている人を観察するのか
何かしら今までと別のヒントを求めて行動してみることも
「とりあえず反対」ではない、選択肢を広げるきっかけになると思います。
一旦立ち止まって、さて、私の見ている景色はどんなだろう?とれる方法はどのくらいあるだろう?
そういう「間」があってもいいかもしれないなぁ。と思ったので
今日のブログを書いてみました。
どこから見ると楽しいかって、発想や場合や色んな条件で変わりますよね^_^
アレクサンダー・テクニークでは「抑制」という言葉がよく出てくるのですが、
間をあげるのも抑制のひとつかなぁと、思っています。
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