「真実」は汎用性が高いお話
こんにちは。さらです。
アレクサンダー・テクニークの教師資格を取るために勉強を続ける中で
ある時から自分の中でハテナだったことがあります。
それは、「これって他の分野が専門なんじゃないの?」ということです。
考えや意図のことを学ぶと「あ、これアドラーだ」「コーチングにも似た話あるな」とか
身体のことを学ぶと「これって解剖学かマッピングだよね…?」みたいなことが頭をよぎります。
ん?てことはそれぞれの分野において「専門家」がいるわけで
じゃあ私が学んで、その中でメインに置いているものってなんなのさ?
てきな
混乱がずっとあったんです。
最近私の中で整理がついてきたのは
・アレクサンダーさんの発見自体は「頭と脊椎の関係性」だけ(といってもよさそう)
・BodyChanceで学んでいるのはそれを「やりたいこと」のために使っていこうということ
・「やりたいこと」に想定外の分野が役に立つかもしれないから何でも取り入れていい
ということです。
さてここで今日のタイトルの話なのですが、
世にはびこる「真実」てきなことってものすごく汎用性が高いなぁ!と最近感じています。
何事もそうかもしれませんが、物事を突き詰めていくとすごく簡単・単純なポイントに突き当たっていくなぁと。
単純でスリムにまとまった「真実」を、色んな視点・業界の人間が色んなベクトルから見つめ考えている。
「説得力のある」言葉や説明って、ある方向からの見え方に真実が含まれているものだと思うんですね。
だから「真実」って汎用性が高い。
私のこのイメージを、先輩トレーニーさんが素敵な言い方にしてくださって、いわく
「いろんな人が色んな方向・道筋から『真実』に向かって穴を掘ってる。
沢山の人がそれが見えてるんだけど、見てる角度が違うから色んな色に見えるんだろうね」
とのこと。
それな!!!!!ってなりました(笑
私が悩んでいたのは、アレクサンダーを学ぶとすごい発見が自分の中にたくさん起こるのですが
それを見つければ見つけただけ、他業界の書籍やネットでバズっている話やいろんなところで
「あ、これこないだのあの発見と言い回しと料理している材料が違うだけで言ってること同じじゃん!」
ってことに出会う頻度が上がってしまうことでした。
でもそれって、真実の汎用性の高さ故なんじゃないだろうかと、思うんです。
BodyChanceには色んな専門・趣味・仕事をお持ちの方がトレーニーとして集まっています。
楽器、うた、ヨガ、鍼灸、教員、演劇、声優、自転車、ピラティス、、、
その人たちがそれぞれの分野で・日常生活で、考えていること・悩んでいること・興味があることを
授業中にワークの形でシェアしていく。
時にみんなで考える。
その中で、違う業界の人がいるからこそ、
全員が別の人間で別の身体で別の生活だからこそ、
大人になってからの学びって、こうでなくっちゃ☆と、わくわくします^^
自分のやりたい事と責任において学んでいるから、
自由にどんな方向にも広げることも、方向転換することも、突き詰めて深堀りすることも、できます。
そしてどの道に向かっているにしてもアレクサンダーさんの発見が他の学びと異なってかつ自分を助けてくれる点は
いつも自分自身について(行動にしても考えにしても習慣にしても)「気付く」きっかけがあること
そして気付くからこそ、その次に何を「選ぶ」か自分で決められること だと思います。
自分が何をしているのかわかってくるから、より深く、自分のやりたいこと・選びたいことが明確になると思うんです。
今日は私のATについての情報アップデートのお話しでした。
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