無理して褒めなくてもOK
こんにちは。さらです!
お知り合いの女性から、暗に褒めることを期待された会話がつらい という相談をされて、
あぁそれは私が子供の頃からやっていることが使えるなぁと思ったので
今日はそんな話をシェアしてみたいと思います。
その方が言うには、男性の上司の持ち物や着ている物についての自慢話について
特に素敵だとも似合っているとも思っていないのに褒め言葉を返さないといけないので
憂鬱な気分になる、とのこと。
ところで突然私の話ですが、
女の子同士の「あっ!◯◯ちゃん髪切ったんだ!?かわいいーー☆」っていうのがごく小さい頃から苦手でした。
どこが苦手って、最後の「かわいいーー☆」のところが。
それ、必須のセットなの?ほんとに素敵だと思ってる?って思ってるちょっとやな奴だったんですね、私(笑
もちろん、本当に可愛いと思ったらそう言います!
でも実際の本心、あんまり私の趣味じゃないなぁって場合も、あると思うんです。
そういう時、私はそのセット組されている「かわいいーー☆」をどう回避してきたかというと、
笑顔で「あ!◯◯ちゃん、髪切ったんだねー^^」でストップする という作戦です。
人の変化に気付くことって素敵なことです。
私だって、髪型を変えたとかいつもと違う雰囲気のお洋服を着てきたとかメイクを変えたとか、
外見的な変化について誰かに声をかけられたら、ちょっと嬉しいです。(あ、うそ。けっこう嬉しいです)。
でもそれって、「相手が自分の変化に気付いている」ということが嬉しいんだと思うんですね。
よく会う人なら日々の小さな変化には疎くなりますし、滅多に会わない人なら前回との差異は記憶の彼方です。
だから、誰かがあなたの変化に気付いているというのはあなたに関心があるということですし、
ということはあなたが誰かの変化に気付いています、ということを笑顔とともに表明するだけで
相手はすごく満足してくれたりします。(にっこり)。
最初の話に戻ると、恐らくその上司の人は、自分の新しい持ち物やマイブームについて周りの人に認識してもらいたいんじゃないかなーと想像しています。
(最近で言うと、SNSでいいね!&好意的なコメントがほしい状態、みたいな感じでしょうか?)
だったら話は簡単☆
先手必勝で「あら!今日のお洋服、初めて見ました^^」ってお伝えすればいい。
気付いていますよという先手、プラス、笑顔、で、あ!褒めてくれてる!って思ってくれちゃいます。(ラッキー♪)
なんか、やな奴のずるいアイディアみたいに思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、ここでのポイントは、「伝えている自分は自分に嘘をついていない」ということなんです。
最初の彼女は、「思っていない事を言わないといけない」ことがつらい。
でも、この方法なら、気付いていることは本当だし、
笑顔は、相手の望みである「褒める」にくっついているのではなく、自分の行動である「気付いています」にくっついてればいいんですから。
(もし先に気付かなくても、「あ!新しく買われたんですか!この"色が"素敵ですねー」とかでもいいんです)。
自分が言いたくないことを毎日のように言葉にするのって、それはそれは重たいと思うんです。
(そのことで自分に利益があると感じられれば重くないのですが)。
なので、ここから先は嘘だ!って自分で気付いたら
その手前でSTOPしてみる、というのをぜひ試して頂きたいなぁと思います。
願わくば、気に入ったお買い物や髪型なんかは、誰かに褒められたいものですが(笑)
私が気に入ってればOK!ともいえます。
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