呼吸とヨガから教わったこと
こんにちは!さらです。
昨日、Body Chaneの先生である楠道子さんの
1dayクラス「音楽する人のためのヨガ」に参加してきました(o^^o)
ヨガに興味はあったのですがお教室に行くのはどうしようかなーと思っていたので、
道子さんのクラスなら!しかも音楽の人のためだって!と、一も二もなく飛びついた次第です(笑
道子さんは探求が深くて繊細で、視点や言葉の選択のアンテナがとても感度高くて
簡単にいうと大好きな先生です。
昨日のクラスは私のようにヨガをやったことがない方が多かったので、
呼吸そのものや、呼吸と共に身体を動かすことを主に探求しました。
足先から頭までが繋がっている事を関節やパーツの繋がりと動きから体感できたり、
動きと意図を呼吸と共に明確にしていく過程で自分自身と自分の身体とのコミュニケーションを深めていけたり、
ほかにもたくさん!新しい体験ができてすごく楽しかったです。
そんな中で、構造と事実から、あぁー今更!なんで今まで気付かなかったんだろう!てなったことが2つありました。
1つは、肋骨の動きのスタートについて。
呼吸のアイディアについてここに自分で書いていたのに、実態に合わない認識を持っていました。
吸気と共に腕をあげる動きをしていた時に、腰のあたりをつぶして動きの仲間入りをさせていないような感じがしたので
道子さんにワークしてもらったんです。
その際、自分でやった時は肋骨の上下の動きにばかり注目していたので
横隔膜や内臓の動き、骨盤との関係も意識したらいいかな、と考えながらワークをしたいとお願いしてありました。
で、実際にワークする際、ついでに肋骨と脊椎の関節が肋骨の動きのスタートだってことも考えようと思う、と言った時に私が手で示していた場所について
それがちょっと気になるなー、と確認がありました。
脊椎って、横から見た時も身体の真ん中寄りにあるよね?って言われて、
うわーー!なんてこった!ってなりました。
脊椎の本体が身体の中の方にあることも、そこから肋骨が繋がっていることも知っていたのに
その2つが私の身体マップで明確に一緒になっていなかったんです。
背中側の肋骨も前側と同様に触れてしまうので、スタートがもうちょっと内部だという認識がなかったんですね。
↑瞬間、この写真を思い出しました。
で、その事実を思い出したら、圧倒的に呼吸も楽になったし、少なくとも骨盤までの上半身はすごく呼吸に協力的に感じられました。
身体の地図が実態と合致した時、こんな風に自分にとって明確で単純なソリューションがおきます。
これから歌の時にも使えるし、寝る時に呼吸を整えたりする際にも使えるなーと思いました。
そして2つ目。
クラスの最後に、響く声ってどういうものだろう ということを全員で声を出しながら探求した際、
身体って60〜70%は水分でできているよね という話が途中にありました。
これ、誰でも知っている話なのですが、昨日の私はすごく新鮮に受け取ったんです。
水分量が多い ということ自体というよりは、「音を響かせる容器としての私の身体」との繋がりでした。
楽器を弾いていても歌をうたっていても、
その音を響かせるための自分の身体を意識することは多いと思いますが、
私、その「容器」って言葉から
何となく枠のある硬いもののイメージを持っていたことに気付いたんです。
私の身体は内臓や血管はじめあらゆるところに水をたたえていて、
皮膚は柔らかく、骨も繊維構造で柔軟 と考えた途端に
次に出した自分の声がそれまでと明らかに違う共鳴をしたのが分かりました。
それは私の身体との響きでもあり、周りの人の声や空気、場所との共鳴でもあるなと、感じられました。
面白いですね(o^^o)
アレクサンダーさんの発見を使いながら、
毎日何でもかんでも興味を持って探求するように習慣づけていくようにすると
小さな認識や意図のブラッシュアップが多々起きて、
でもその小さなことがすごく大きくて驚きます。
他の人にとっては、なんだそんなこと!知ってるし!当たり前じゃん!てことでも
「私が」自分で発見して自分で認識して自分のやりたいことと結びついて理解したかどうかが
まずは1番大切だなと思います。
理解していないことは知っていても私にとっては本当ではないので。
明日からも毎日、新しい私の事実との遭遇を楽しみにしたいとおもいます☆
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