隙間時間に英語の発音を良くするアイディア

 こんにちは。さらです。

英語の曲を歌うのって、ストレスや苦手意識、ありませんか?
私は特にリズムやニュアンスに苦手感があって、長らく避けて通ってきました。
最近(やっと)英語の曲に積極的に取り組むようになって気付いてきた
隙間時間にできる練習のアイディアがあるので、今日はそんな話をシェアしてみたいと思います。

英語の曲がうまくいっていない感の原因のひとつに
それっぽいニュアンスの発音にならないモンダイがありませんか?
発音自体についてのアイディアはまた次回、シェアしますが
このそれっぽい発音にならない原因に最近気づいたんです。

それが、
知っている単語が聞こえると自分の発音に置き換えて聞いている問題
です!

ナンノコッチャですかね^^;

私たちは日々、話す・声を出す際に一緒に自分の声を耳から聞いていますね。
その耳情報から、自分の英語の発音をスタンダード条件的に認識しているんです。
特に義務教育で中途半端に日本英語とネイティブっぽい英語を両方聞き
受験や何やで単語知識と読む能力の方が伸びてしまっている我々は、
知っている単語を聞き取ってしまうと、それを「自分が声に出した時の発音」で脳内で上書きして再生されがちです。

これに気付いたのは、練習している英語曲のオリジナルを聞きながら
同時に私の発音の癖が頭の中で聞こえた時なんですが。

その時、これを逆手に取ろう!と思いました。

まず、知っている単語が聞こえようが聞こえまいが、
曲を聞きながら同時に和訳してしまおうがしまいが、
兎に角、オリジナルの人(もしくはネイティブ圏の人によるカヴァー)の発音をひたすら聞く。
「そのまま」を意識しながら、聞く。
1曲まるっとだと長い場合は、Aメロ・Bメロ・サビなど区切って発音ごと全部覚えるように聞く。

そして、「ただ音として聞いた発音」に「自分の発音」を脳内で重ねて流してみる
という方法です。
重ねることで、オリジナルと自分スタンダードとの差異がはっきりするので、
その差の大きなものを埋めていこう!っていう計画^^


これなら、聞く方はぼーっと何かをしながら聞いてもOKですし(ちゃんと聞くとそのままで聞きづらい人は特に)
脳内再生する時はプレーヤーが何もなくてもほんの15秒でも、できますよね^^


以前、矢野顕子さんのコンサートで清水ミチコさんが
若い時に矢野さんの曲を耳コピしたくてレコードを聞いていた時のことを
「聞くんじゃないんです。耳で吸うんです」
っておっしゃっていたのをよく覚えています。

発音も同じことができるのでは!

そして吸ったものと自分の中にあるものの差異は自分で体感として気付けるのでは!

と思ったので

(というかやってみて使えるな!と実感してるので)

今日のストレスフリーな声を手に入れるアイディアとしてご提案、でした(o^^o)


余談ですが、
試験用英語で「英単語」を一所懸命覚える習慣がついている私たちなので
文章(歌詞)になっても言葉単体の発音を1つ1つ区切ったように脳内で再生されているっていう場合も多いのでは?
今回のように単語よりも音を重視して聞くようにすると、
単語と単語のつながりの発音も一緒に「音」として認識していくようになるので、

より口語に近い、英語っぽいニュアンスが出やすくなると思います^^

まっさらのさら

アカペラーさら(アレクサンダー・テクニーク教師資格取得に向け勉強中!)の日々の発見・気付きをシェアするブログ。