オールジャンルばっちこい☆の成長戦略
こんにちは。さらです!
先日、ベンチャー企業の社長さんの、部下を最速で育てる という内容のコラムを読んでいて
この記事の核心部分はどんなジャンルの成長戦略にも通じている!と思ったので
ご紹介しながら今日のブログを書こうと思います。
元コラムはこちら↓
https://cakes.mu/posts/21997
大テーマ2つに首をぶんぶんタテに振りながら同意なのですが、
その内容が、これです↓(原文ママ)
1.会社あるいは上司の大切な仕事の一つは、各社員の強みや性格などをちゃんと把握して、あの手この手で部下が活躍できる場を探り用意し続けること
2.部下を育てていく局面での適切なマネジメントとは、適度に負荷のある課題を出し、小さな成功体験を積み上げさせていくことで、部下に段階的に成功体験を積ませ続けること
1つ目についてですが、会社の場合は会社か上司なのですが
これ、フリーランスとか趣味、高等教育の学生の場合なんかは自分が会社・上司の役目を果たすと考えて下さい。
ちょっとだけ言い換えると
私の大切な仕事(課題)の1つは、自分の強み(できること)を把握して、活用できる状況を自分で作り続けること
みたいな感じでしょうか?
強み・できること・ポテンシャル・資質 みたいな言葉にすると、うっ!てなる人、いますよね?
はい。私もそうです!
なんか全部「すごいこと」「抜きんでたこと」「誰にも負けないこと」「表彰されるようなこと」じゃないといけない気がしますか?
でもそんなことないんですよー。
世界中探すと上には上がいまくって、その記録も功績も時代が進めば進むほど抜かれまくっていくので
身近だろうが見えない範囲だろうが誰かと自分を比べて優れていることを強みだとするマッチョな考え方は
肯定的な成長の助けのためにはちょっと横に置いておいて頂きたいやつです。
まずめちゃくちゃ細かいところで自分のできることをありのままに認識し、事実として認めること。
その土台を作ってから、上司たる私が是非成長してほしい部下の私のために、活躍の土壌を提供し続けるすること。これが大事^^
(因みに活躍の土壌づくりについては2つ目でもう少し掘り下げようと思います)。
ところでちょっとだけ話がそれるんですが、
このアイディアに基づいて考えて「憧れの誰かになりたい」というスタート地点はは危険が伴います。
なぜなら自分の手持ち資源をいかに客観的に把握・活用して拡大していこうかという成長戦略で
自分の持ってないもの(他人の資源・活用)を目指して「違う自分」になろうとしてもうまくいかないから。
憧れの人のあの技術をどうやって自分の資源で実現しようか はOKなんですけど
あの人「そのもの」になろうとしていないか?というチェック作業はあってもいいかもしれないですね^^
さて2つ目です。
これはイチロー選手なんかがおっしゃっていることと同じだと思います。
大きな成功のためには小さな成功体験の積み重ねが必要です。
1つ目の土台をもとにして、まだ実現していないけど実現可能性が見えるちょっと先の課題を設定する
そしてたとえ小さくても、達成した成功体験を素直に認識し受け入れ、その経験を次の小さなステップに確実につなげていく。
成功が小さいと成果が見えづらいですが、これをすっとばした突然の大きな成功はほぼありません。
また、小さなステップを重ねることは失敗の大きさも小さいので、くじけづらい、といういい点もあるかもしれません。
さらに、積み重ねているのが成功「体験」だというところがポイントです。
本やブログを読んで知っているだけの知識、人から教わっただけの情報は、自分自身のものとして受け入れられていません。
自分でチャレンジしたり試行錯誤したりして得た成功の経験が、喜びやモチベーションを生み、
かつ本物の知識になって自分の中にストックされていきます。
このストック、1つ目の強みの把握の増強にも役に立ちます。
体験・経験のストックが増える=強みが増えることにもなり、
また、小さなチャレンジであれば過去の固定観念にとらわれないちょっと新しい方向性のチャレンジもしやすくなるでしょう。
そうすると、また把握している自分の資源が増えていくわけです。
そして、これら一連の流れが土壌づくりであり、自分へ土壌を提供し続けていくことなんだと思います。
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