ジャッジ?禁止?どっちでしょう?

こんにちは。さらです。

練習で、本番で、自分のやっていることをダメ出しし続け、禁止項目を増やしていませんか?
今日お話ししたいのは、チェック項目があることやジャッジができることと
禁止することは別だよってことです^^

例えば練習の段階で自分がチェックすべきことを知っているとか
起きていることをジャッジしながら本番中に判断を重ねることは、

演奏する人間として必要な能力といえるでしょう。
チェックやジャッジはして良い、むしろぜひしておきたいことだと思います。

ところがここで、ちょっと別のものが混ざってきがちです。
それが、禁止とかダメ出しとか。
では、何が違うんでしょうか?

禁止は「これが起きてはいけない」ことなので、動きを止めることや余分な緊張に直結します。
ダメ出しは、「これがダメだったから~」と一瞬前に過去になってしまったものを取り返しに行く思考です。
残念ながら過去には戻れません。

チェックするというのはただの確認なので、そのあとに何をするかの分かれ道を選択する分岐点に立っていることです。

ジャッジは判断をすることなので、

その判断したものをもとにその後のありようを決めることができる、いわば前提的な要素だと思います。

練習だろうが本番だろうが、私に起きて欲しいことは

いつも新しく何かを起こし続けることですし

起きたことを過去に戻ってリカバリするというナンセンスなことではなくて

必要なものを未来に置き続けることだと思います。


活動している中で、意識にあがってきたことをもとに次を選び、また動き…という

繰り返しというか同時にたくさん起きているというか。

動くことも考えることも、両方あって配分にグラデーションがあり

それすらも自分で選べる。

なので、禁止を手放して選びようのある思考にシフトしたいなーと思います。

まっさらのさら

アカペラーさら(アレクサンダー・テクニーク教師資格取得に向け勉強中!)の日々の発見・気付きをシェアするブログ。