モチベーション錬成☆
こんにちは。さらです。
「モチベーション」という言葉がもてはやされて久しいですが
この実体不明なのに重宝されている「モチベーション」とやらを生成し、維持し、錬成(!?)していくのって
どうしたらいいんでしょうか?
実は、何かをやるために「モチベーション」を高めたり持続させたりすることを「目的」にすることは
(特に職場や学業などにおいて)逆にモチベーションを下げるという調査結果が出ています。
因みに、満腹度だったり恋愛がうまくいっているかだったり周りとの人間関係への信頼度だったり
みたいな、仕事ややりたいことと直接関係のないこと・薄い事が
モチベーションの高低に如実に影響していることもわかっています。
例えばですが、大失恋をして心底落ち込んでいるのに
上司から「仕事のモチベーションを高めるためのブレストをしよう!」なんて言われたらどうでしょう?
ギリギリ保とうとしていたモチベーションが地底深くにまっさかさまですよね?(笑
極端な例はさておき、モチベーションは目的にするものではなく、ある時に利用するものだと思います。
でも、やりたい事、やらないといけないと思う事、できたい事、などなどあったとして
いつでもそれが本当に楽しくてやりたくてもういつでも超やる気満々!
みたいな状態でいられることはほぼありません。(ちょっと疲れそうですしw)
ただ、いわゆる「モチベーション」てきなものを割といつも高く持つことは
誰でも簡単にできるようになります。
それが、「できた」こと、「変化」に素直になることなんです^^
脳は成功体験に対して快感を得る物質を放出します。
「できた!」という体験は幸せな刺激を脳に与えますから、もっとこの幸せちょうだい!っていう状態になるんですね。
チャレンジを続けられる人、自道に物事を進められる人は
かつてその成功体験・できたことをきちんと認識し、
その経験自体を次にまた勉強したりチャレンジしたりする栄養にしています。
もちろん失敗がなかったわけでも、悔しい思いをしたことがないわけでもありません。
ただ、実行したことに対する成功の経験をどんな小さなことでも認める。
できたことを脳にちゃんと返してあげると、
ドーパミンその他の物質がうれしい!楽しい!もっと!と「やる気」をつくってくれるわけですね。
脳の幸せの刺激を邪魔しないことで「モチベーション」を自分で次々と錬成していけるようになっているので、
誰かに導いてもらわなくても、強制されなくても、自分で次のステップに進んでいけます。
練習の時、できなかったことやできていないことばっかりに目がいっていませんか?
誰かに褒められても「いやいやここができてなくて全然だめで…」なんて口にしていませんか?
誰もが認める大成功ではなくて
練習なら、今やったこととさっきやったことの違いは何か、どんな変化をしたのか、できていることは何かを
細かく、小さな点からひろってあげること
誰かに褒められたなら、その事実をまずにっこり受け止めること、
できている(と認識された)ことと、そこから積み上げたいものを区別して目標に向かっていくこと
なんかを意識して大切にしていくと
楽しさと上達の両方が自分で感じられるようになりますよ^^
0コメント