『深呼吸』の動き、逆じゃないですか?

こんにちは。さらです。

キャシーの来日クラスで学んだことをシェアする緊張&呼吸ブログ

今日はタイトルからお察しの通り、呼吸についてです。


以前のブログにも書いた話をちょっと別の視点から改めて。

ラジオ体操なんかで「深呼吸」をする時、どんな動きをするでしょうか?

息を吸う時に胸を反らせて腕を上げ、吐く場合は逆に動かしますよね。

実はこれ、身体の構造的には逆なんです。


実際に起きることは、吸う時に脊椎全体が少し下方に向かい、吐く時に上方に伸びる動きです。

ラジオ体操の深呼吸の動作を、呼吸と上体の動きの組み合わせを逆にやってみましょうか。

(吸う時に腕を下げ、吐くときに腕を上げる)

すんごい慣れないというか、変な感じ!がしますよね。

私も、今でもちょっと考えないとやれません(笑

ですがこれ、習慣のせいで「違う感じ」がしてしまうだけで、小さい子供にやらせるとすぐにできるんです。


と言われてもやっぱり習慣的な動きの方がしっくりくるので
ちょっと納得いかないかもしれません。

そういう場合に、この構造的動きを感じやすい方法があるのでそちらもご紹介しますね^^


クッションのような少しふかっとしたものの上に立って、深呼吸をする

というものです。

(厚みや周りの状況、ひざや足首などの身体の状態によって、安全に注意してください)

吸う時に身体が沈み、吐く時に戻っていくのが感じられるはずです。


いかがでしょうか?


この動きを知って頂きたい理由はもちろん、パフォーマンスで有利だからです。

しっかり息を吸いたい!吐き切りたい!と思った時に、

ラジオ体操と同じ方向よりは構造に合った動きの方が効率がいいはずですから

このことを習慣化するように頭の隅に置くこと、また、実際にその動きが起きることを体感として知っていることは

ピンチの時の自分の助けになってくれると思います。


これを踏まえて、次回から何回かに分けて、肋骨の動きとともに私が自分について新しく気付いたことをシェアしたいと思います^^

まっさらのさら

アカペラーさら(アレクサンダー・テクニーク教師資格取得に向け勉強中!)の日々の発見・気付きをシェアするブログ。