私カスタムの私の身体
さらです。
今日はBody Chanceの帰り道に素敵なお話を聞いたので
そのことについて書いてみようと思います。
ピアニストの方との道々のおしゃべりの中で、
元々オーボエを専門になさっている方で
今は鍵盤ハーモニカを演奏されている方のことを伺いました。
一緒に鍵盤ハーモニカを演奏することになったので、
2台に音の違いがあった方がいいと思い、楽器の調整などもしたらしいのですが
音を出してみたら、
その方の鍵盤ハーモニカはオーボエ的な響きがしたんだそうです。
かっこいい!
身体が、長年のオーボエの演奏に適するようにセッティングされていのかもしれない
という話をしていて(オーボエの身体になっている、とおっしゃっていたと思います)、
あぁそれは声も同じなのかもなぁ と思いました。
個々の楽器や求める音に適するように、身体は変化をしてくれます。
私の喉は楽器みたいに交換したりできないだけで、楽器と一緒ですから、
生まれてこのかたずっと、私の思いや習慣や必要に応じて私が指示してきた声を出すように、
身体は指示通りのセッティングをずっと続けてきてくれているんですね。
そのセッティングに、
意図していなかったことや、やりたことを実現するために壁になってしまう習慣がちょっとずつ混ざっていたりして、
それが身体をロックしてどこかに無理をさせてしまっていたり。
そういうロックにひとつひとつ自分で気付いて、丁寧に外していく。
楽に自由になっていく。新しいパーツも使える。
アレクサンダー・テクニークはその手助けをしてくれるツールだなぁと。
ひとつロックが外れると、新しい自分が見つかります。
その新しい自分で今までと違う選択肢を持って新しい実験やチャレンジをしてみる。
そうするとまた新しい自分が見つかって…と、いい循環☆
一生、自分に楽をさせてあげる新発見をしていけると思うと、ちょっと楽しくないですか?^^
日々変わっていく自分の身体が
全部私プロデュースのオリジナルカスタムだと思うと
色んなことを知りたいと思うし、
知れば知るほど愛おしいものになっていく気がします。
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