アレクサンダーさんの発見とBody Chanceのこと
最初に、アレクサンダー・テクニークって何?っていう話を本当は書きたいのですが
いやーまだちょっと人様に上手に説明できないわーと思ってるので(苦笑)
まずアレクサンダーさんの発見と、私の通うBody Chanceについて書こうと思います。
アレクサンダー・テクニークと言われているものは
今から100年くらい前にオーストラリアでF・M・アレクサンダーさんという人が見つけた発見とその周辺のことのようです。
アレクサンダーさんは朗唱家で順調に夢に向かっていたのですが、
ある時から1ステージまともに声を出せないほどの喉の不調に見舞われました。
お医者さんに行ても、これは喉を休めるしかないよねーと言われて
言われた通り喋るのも練習も一定期間全部やめてから舞台に立ち、
しかしそれでもあっという間に声が出なくなってしまったのだそうです。
で、お医者さんに聞いてもわからない、でも原因は存在する、じゃあ自分で見つけますから!てなって
家中に鏡を置き、何年も何年も何年もかけて
自分が朗唱をする時に「何をしているのか」を見つめ、論理的に実験し続け、ある結論に達します。
それが、「頭と脊椎の関係がうまくいくと身体的なもの・思考含め、あらゆるパフォーマンスがうまくいく」ということです。
(※これは私の理解なので、 アレクサンダーさんがそういう風に言ったわけではありません)。
この頭と脊椎の関係のこと(とそれに付随すること)を、Body Chanceでは「アレクサンダーさんの発見」と呼んでいます。
これは校長のジェレミーが勧めている言い方です。
「アレクサンダー・テクニーク」という言い方をしない理由はいくつかあるのですが、
あくまでアレクサンダーさんが明確に発見して広めたのはこの頭と脊椎の関係が全身の協調作用に影響しているということであって、
その「発見」を使ってあなたは「何を」したいですか?ということをメインに置いているのがBody Chanceでの考え方なんだと、私は思っています。
Body Chanceでは、アレクサンダーさんの発見は望みに作用する と考えています。
楽器でこういう音が出したい とか
演奏中緊張して思い通りパフォーマンスができない時どうしたらいいだろうか とか
ブレスを思い通りとりたい とか
音楽のことでもそうでなくてもなんでも。
自発的にやりたいことがあるから、そのために試行錯誤したり実験したり考えたり、します。
そのお手伝いをアレクサンダーさんの発見や身体の構造のことや思考のことや動きのこと、
色んなものを使ってするのがアレクサンダー・テクニークの先生だと思っていて、
私はそういう先生になるんだなーなりたいなーと思っています。
アレクサンダー・テクニークの先生は「動き」の専門家です。
それぞれメインとしている分野はありますが、どの先生もどんなレッスンでもできます。
うた、弦楽器、管楽器、ヨガ、ダンス、演劇、スポーツ、スピーチ、生活のこと。。。
私の仲間や先輩たち、先生たちが、ブログやメルマガ・本などでたくさん情報発信をしています^^
もしちょっと興味がわいたら、ぜひ色々探してみてくださいね。
ブログを書こうと思って席があくのを待っていたら、知らないお姉さんが相席を申し出てくれました。すごくうれしい、いい日です!
0コメント