「鼻腔共鳴は古い」ってホント!?
こんにちは。さらです!
ストレスフリーな発声を手に入れたいブログ、今回のテーマは表題の通りです。
最近ちょいちょい、鼻腔共鳴を使って歌うのはもう古い てきな話を聞くので
それ、文面通り受け取っちゃっていいハナシ!?っていうのを考えてみたいと思います。
(鼻腔共鳴つかいません!な記事を全部読んだわけではないので
人それぞれ、狙いがあってそういう記事なんかを書いているであろうということは想像しています)
さて。
鼻腔共鳴ってナニさ?ということですが
「鼻腔」「副鼻腔」のワードで画像検索すると、場所やサイズなんかがすぐに分かると思います。
見ると分かるのですが、かなり広いです。
奥行きも大きさもあります。
一度、自分の顔を鏡で正面・横から見ながら、写真と見比べてみてください。
生活の中で「鼻から息が吸える~吐ける~」と思ってるよりは広い空間がありそうですよね。
この広がりを利用して響きを増やそうっていうのが(大雑把な)鼻腔共鳴の考え方です。
この領域を真面目に眺めた時、
「えっ…これホントに利用しなくていいの?もったいな!!」って思いました。
だって歌うためにわざわざ作ったり鍛えたりしなくていいんだよ?
そもそもあるんだよ?
使えるもの使いたいときに全部使えばいいじゃん!
今日のお話はただそれだけのことなのですが、
様々なメソッドや記事によって何かを「禁止事項」に入れてほしくない というのが本当の願いです。
構造の事実に基づいた「知っていること」「あるもの」を
自分の選択として使う/使わない をその時その時で選んで欲しいんです。
因みに鼻腔の広がり・空間を「無視」したり利用を「禁止」したりすると
それより更に上、頭蓋骨全体で起きる響きもつぶしがちになります。
下から息として上がってくる声を、中段を飛ばして上段で響かせようっていうのはちょっと無理がありますね。
(後頭だけ使おうっていうのならできるかもしれませんが、
骨は全部響くので、それちょっとだけ、もったいないんです)。
更に広げて、骨全部響くなら身体全部使えるんじゃん?っていうことも言えると思うので
やっぱり歌うことって全身!全体!だなって思います^^
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