マイクとの関係性をアップデートしよう
こんにちは。さらです。
今日のシームレス&ストレスフリーな声を手に入れるアイディアは
前回予告していた、マイクと自分の関係をどう考えるか?というものです。
これはキャシーのレッスンを受けている私を見て
プロの歌い手でもある鈴木重子さんが授業後にわたして下さったアイディアなのですが
練習中~本番までずっと使えるし、遊びがいがあるぞ!という感じがしています。
どういうものかというと
「マイクそものものを、歌のストーリーの中に組み込む」という話です。
もうちょっと具体的にすると
歌や音楽の中で語られるストーリーに、マイクの存在をどのように参加させるか事前に考えておく
という風に言えると思います。
(よけい抽象的でしょうか?笑)
例えば、マイクが歌の中で果たしてくれる物理的な役割は
ボリュームを拡張してくれることや、リバーブをかけて響き要素を増やしてくれることなどですね。
歌→スピーカを通した声 への流れを具体的にイメージしてうたうことを練習の間にしておく
(骨盤底筋→腹横筋→内臓→横隔膜→胸郭→肺→息→声帯→軟口蓋→副鼻腔→マイク→シールド→スピーカ みたいな)
すると、身体を使って音楽をする流れの中に、マイクの機能が含まれてきます。
また他にも、歌う曲のイメージ映像の中に、マイクを登場人物(登場物体?)として含めておく
ということもできますね。
私の心の叫びを、より明確に伝えてくれるパートナーとして、
繊細な想いに、より深い響きを加えてくれる楽器として、歌詞やストーリーの中に取り込んでいけます。
もちろん実際に、歌詞の世界にマイクが登場するように世界を描いておくということもできます。
そしてこのアイディアは、本番中にうまくいかない事が起きた場合の準備としても活用できます。
マイクを自分のサポーターやパートナーと考えておくことで本番の不安な気持ちを軽減できたり
ストーリーにマイクを入れて練習しておくことでド忘れ防止ができたり
成功率が低い箇所でマイクが手助けしてくれることを明確にしておいて自信につなげる、ということもできると思います。
ひょっとしたら、失敗した時にマイクを利用して何をリカバリしようかと考えておくことも
人によっては有効な本番対策になるかもしれませんね^^
マイクをよりフレンドリーなものとして味方につけて
演奏をもっともっと、楽しんでください♪
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