腕と呼吸の関係を考えてみようの巻
こんにちは!さらです。
前回、腕は鎖骨からという話を書きました。
で、その腕と呼吸にどんな関係があるのさ?というのが今日のブログです。
またちょっとした実験から始めてみようと思うのですが
枕とかクッションとか鞄とか、なんか程よく抱えられるものを抱いてみてください。
それをちょっと強めに抱いて、
「絶対に肩や腕を動かさない!1mmだって動かしちゃいかん!」と思いながら呼吸をしてみると、どうでしょうか?
絶対ムリですよね?(笑)もしくはかなり苦しいと思います。
また大げさな!と思うかもしれませんが、
ちょっと大げさにやると分かりやすいことはつまり大げさじゃなくてもある程度起きています。
呼吸をするときに腕まわりは呼吸(今回は主に胸郭)と連動して動きがあるはずなので、
その事実を大げさに体感することは、繊細なコントロールの際も使える事実として有効です^^
さて。構造的なことも簡単にお伝えします。
腕は鎖骨から←の鎖骨の軸骨格への接点はどこだったでしょうか?
ここ↓胸骨です。
この胸骨は、各肋骨が脊椎からスタートして身体の前面で出会う場所です。
肋骨の動きと一緒にこの胸骨も動きがあります。
また、前腕から最初につながる肩甲骨は
肋骨の周りで筋肉によってはりついていることも前回お話ししましたね。
上に書いたように肋骨のスタートは背中側、脊椎との関節なので
呼吸による肋骨の上下の動きのスタートは背中側になるんです。
したがって呼吸によって肋骨が上下する動きに肩甲骨はもろに連動しているはずです。
※肩甲骨まわりの筋肉の一部
私個人は
胸郭という上下したり膨らんだりするケージ状のいれものの上に
ペアの腕がマント状にかぶさっている
というイメージを持っています。
上から見るとこんな感じですね^^
魔女の宅急便でジジそっくりのぬいぐるみが入っていたカゴのイメージがあります(笑
ケージがやわらかに動き、それと一緒に腕もじゅうぶんに動くことができる。
という事実☆
ブレスの時に肩をあげるな!みたいな話がありますが
一緒に動いていいんですよー♪
ところで腕の話でちょう余談ですが、
肩甲骨の一部が身体の前面、肩と鎖骨の間のほんのちょっと下で触れることを
ご存知ですか?
「烏口突起」という魚や鳥だった頃の名残のような部分なのですが
えっ!?なにこれ!肩甲骨なの?きもちわるーい(爆笑) と参加者みんなでめちゃくちゃ盛り上がりました。
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