この先の自分が楽するために、時間をかけたいこと

こんにちはーさらです。


何となくこのブログで、こうすると効果的だよ!こんな方法もあるよ!これは便利で楽だよ!

みたいなことを書いていかないといけない気になっていたなーということに

最近うっすらずっと気付いていました。


それで、ある程度慣れないとしょうがないものがあるんだよね

という話がどうしても書きづらくてちょっと悶々としていたのですが

いや、そういう当たり前のことだって何かの役には立つはず!少なくとも自分の整頓には役立つ!

と思えてきたので、今日はそんなお話です。


アカペラや合唱(ソロもそうですね)をやっていて

さら的に「慣れ」が絶対的に必要なものベスト3が「スケール・和音感」「初見」「暗譜」です。

(どれも順位つけづらい!たいせつ!)


譜読みでもハモりでも、スケール感や幅感の自分の中での信頼度を上げていった方が練習が捗りますし

それは初見でも生きる力であり、

それから初見でも暗譜でも、経験的にこの音の流れ・コード進行・曲の構成…みたいなもののストックはめちゃくちゃ助けになります。


私の出来ないものの例で言うと、

たまに楽器の譜面で1段に2小節とかしかないものを見ると、うわー無理…細かい…これは私の譜読み習慣になくて読めないやつ…ってなります。

あとハ音記号の譜面は考えないと読めません。

これらは私の中にストックが少ない類のものだからですね^^

時間をかけて練習していけば読めるようになります。


それから、先日母としゃべっている時に何かの拍子に音叉から音をとったところ

それってどうして音が分かるの?と聞かれたので

「例えばハ長調が知りたかったら、音叉から聞こえてるのがラの音だから1つ下がってソに行って、

ソ→ミ→ドってするとドに行けるんだよ」と教えたんですが

母はまずラから全音で下がることができなかったんです…!(もちろん3度の移動とかもできません)。


私、この時うっかりめっちゃびっくりしたのですが、

良く考えれば私の母は音楽の授業以外で音楽教育を受けたことがないので

スケール感がそもそも曖昧なんだと思いますし、

ドレミファソラシド♪と上がることはできても下がることは苦手であろうというのは推測できました。

ということで、スケール・和音感も、これはもう自分としてストックしていくほかありません。


自分の中に「経験値」「確固たる記憶」として刷りこむ必要があるものは

どうしてもショートカットできないと思うんです。

言語的というか、読み書きと似ていますね。


ですが、そのやり方には自分の傾向を反映して効率化させることはできるんじゃないかなとも、思います。

私の場合、聴覚情報はあまり得意ではないので、和音感はひたすら内声・ベースを譜読みしたり歌うこと、

あとは耳コピすることで何とかしてきた感があります。

やっているうちに、だんだん色や形に似た体感が生まれてきました。

対して視覚情報は抽象的に理解しやすいので、曲構成は譜面全体の音符の並びをぼんやり覚えつつ、

部分的にコード進行やリードとの関係を体感として交えたりどうしても覚えづらいところは写真的に覚えたりします。

歌詞は聞いたり歌ったりしているうちに音の流れで自動的に出てくるようになるか、

脳内映画化してしまうかが多いと思います。


多分、人それぞれやりやすい認知の方法があるので
お仲間同士で、どんなやりかたしてる?って情報交換すると、面白いヒントがあるかもしれません^^

慣れが必要なものはショートカットすることではなく、

面白く、興味深く、継続していけるプラスアルファを見つけて時間をかけていけるといいなーと思います。

BodyChanceの教室で使う手書きの名札が部屋の入口にまとめて置いてあるのですが、
よく自分のが見つけられずにあわあわするので自前で作りました!
持ち歩けばいつもあせらずにすみますー♪

まっさらのさら

アカペラーさら(アレクサンダー・テクニーク教師資格取得に向け勉強中!)の日々の発見・気付きをシェアするブログ。