私はなにをする人だろう?
こんにちは、さらです!
今日はお芝居を観に行ってきました。
だいたい月に1本か2本、行きます(o^^o)高校生の頃から商業演劇が大好きなんです。
帰り道、ふと以前、先輩と話をしたときのことを思い出しました。
お芝居をしている先輩で、私は彼女の声と立ち方が特に好きです。
その先輩はよく人に、「あなたは女優さんになりたいのね」って言われるそうなんです。
それを聞いたとき、えっ!?なんで?って思いました。
確かに彼女はテレビに出るわけではないしお芝居で食っていないんですけど、
お芝居をすることを選んで、立つ舞台のために時間も身体も頭もさいています。
お芝居をする彼女は間違いなく女優さんです。
(目的にもよるところもありますが、)本人が意図していてかつ外からも観測される以上、
知名度や金銭価値が俳優の基準ではないと思っています。
それは女優俳優に限らず。
ところがそこでもうひとつ、あれ?ってなりました。
「私、どうして自分に対してはそう言ってあげられないんだろう?」
私の場合は職業として歌う人になりたいわけでもシンガーと名乗りたいわけでもないのですが、
いつもどこか、アカペラをやってます、とか、歌をうたいます って人に言っちゃいけないと思っていました。恥ずかしい!って。
今も少なからずそう思っているところがあります。
プロになれるわけでもなりたいわけでもないから
専門の勉強をしたことがないから
人前で言えるような実力があるわけじゃないから などなどなどなど。
よく考えてよ私。それを理由にしてしまったら、私、歌えなくなるじゃん!?
趣味や楽しみで歌うことを、いえいえ私なんぞ歌をうたうなんて言っちゃいけないんですゴメンナサイー!ってしてるのは自己防衛と自己否定の矛盾したダブルパンチじゃない?
先輩にその時言われました。
さらちゃんが今まで音楽のためにかけてきた時間や内容や努力や楽しみは、なんで認めないの?さらちゃんは歌をうたう人だと思うよ?
そうなんですよね。
楽しくて、くやしくて、
いっぱい練習して勉強して試行錯誤して、きたんです。
年数はそんなに長くないかもしれないし上手くもないかもしれないけれど。
別にやらなくても誰も困らない「歌をうたう」をやりたい自分を
亡き者にする理由なんてなかったはずー!
なので、たまにはニッコリ笑って誰かに、
私、歌をうたうんです!て言ってみる実験をする、というのもいいかなと思いました。
大好きな舞台の楽しさを人に「聞いて聞いて!」と話すのと同じような距離で、
自分のやっている好きなことも、「好きなんですー」って言えたらちょっと視界が変わるような気がしています(o^^o)
0コメント