呼吸のアイディア(腕ってどこ?編)
こんにちは!さらです。
何日かかけて呼吸まわりのことを書いていきたいと思います。
もぅ呼吸とかブレスに関係していることって、
ぱっと思いつくだけでも5個10個とネタがあってどっから書いていいのか…とか
後から「これが足りなかった!」って気付いたらやだなぁとか思って先延ばしにしていたのですが
またいつでも思いついた時に追加すればいいんだな!と思ったので
手始めに、腕がどこにあってどんな風につあているかについて。
なんだよ呼吸じゃないじゃん!と思いました?
腕ってめっちゃ呼吸に関係あります。
あとアカペラの人はマイクを持つので。腕が身体のどこで何をしてるか、大切だと思ってます。
マイクって見た目以上に重たいんですよね。。シールドもあるし。
では。まず、腕のスタートについて。
腕の動きの始まりって、どこなんでしょうか?
普通、「腕」って言われたらいわゆる上腕と前腕を思い浮かべると思うんです。
二の腕って言われるあたりと肘と手首の間、ですかね。
腕って漢字が付いてるのでそれは間違いじゃないと思ってるんですが、
「どこから動くのか」っていうと、実は「鎖骨から」です☆
鎖骨の、身体の真ん中側の端っこが、動きのスタートになります。
普段、「腕」と思っているところをほんのちょっと動かしただけで
鎖骨も連動して動く、というのが正しいかもしれません。
そして、それは肩甲骨も同じで、どちらも上腕の骨と関節を作っていて
一緒に動いてくれるようにできています。
(試しに肩甲骨の下の端っこあたりとか、鎖骨の一番喉に近いあたりを片手で触りながら、
反対の腕をほんのちょっとだけ動かしてみてください。どっちも意外と、動きます)。
肩甲骨は肋骨の後ろ側で筋肉に支えられてぷかっと浮いている状態、
腕はやっぱり筋肉などで肩甲骨・鎖骨につながってぶらーんとしていて、
鎖骨は先端で胸骨という肋骨の前側のど真ん中の骨につながっています。
(ブログの下の方にに骨格図を貼ってあります)。
この胸骨から肋骨を介して、身体の軸である脊椎に辿り着きます。
肋骨は軸骨格になるので、腕界隈で軸に一番近いのが鎖骨。
そう考えると、腕のスタートは鎖骨、という風にも言えそうです。
・腕の動きのスタートは鎖骨
・鎖骨も肩甲骨も腕と一緒にするする動く
・腕界隈は肋骨の上にふんわり浮かんでいる
・身体を軸と四肢に分けるとすると、軸につながる腕の最初は鎖骨
↑
まとめるとこんな感じでしょうか?
さら的に腕周りの骨格で、特に呼吸に関して大切なのは
腕が「浮いている」ことと、胸骨(肋骨)に「繋がっている」ということを「知っている」ことです。
肩や腕をブレスの時に引っ張り上げたり腕にぎゅぎゅっと力を入れていたりしなければ、
肺に空気が入って肋骨が広がるときに
繋がってかつふんわり浮いた彼等は肋骨の動きに一緒についてきてくれます。
呼吸を阻害する要素が減ると、よりブレスととるのも吐くのも自由に近づきますね。
あ!でも、脱力せねば!て無理やりだらーんとするとか下に押し下げるとかしなくて大丈夫です!
身体の構造を知ると、脳は自動的に身体の地図をアップデートして
その認識に合うように使い方もアップデートしてくれるそうなので。
なので「知っている」ことが大切、という風に書きました^^
今日の図は、腕のあたりが「浮いている」のを確認しやすそうな角度にしてみました。
実際には筋肉がたくさんついているのですが、
これだけ浮島みたいになっていると、けっこう自由に動ける感じ、しませんか?
ところでこの腕が浮いている状態を思い浮かべると、
ついいつも、スーパー戦隊のロボットが合体する時に
腕のところがぶーんと飛んできてがっちゃんこするのを思い浮かべちゃうのですが…私だけ?
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